病棟など看護師は夜勤がある仕事です。夜勤の方が業務が少ないし楽なのでは、と思う人もいるかもしれませんが一晩中神経を張り詰めて働くことは結構な体力を使い精神的にも負担が大きいです。また一度夜勤をしてしまうだけでも体内時計が狂ってしまいどうしても疲れやすくなってしまいます。この体への負担を軽くするためには少し食事に関して気をつける点があるようです。

食事はどうしても量や内容が重視されがちですが、実は食事を摂る時間も重要であることが最近わかってきました。その時間によって体内時計が調整されているのです。体内時計の司令塔は脳の視床下部にあります。しかしそれだけでなく全ての臓器、細胞にも体内時計を調整する無数の信号が存在して、司令塔の指揮により互いに連携をとって体内リズムを整えているのです。この無数に存在する体内時計の信号を調整するのが食事なのです。

重要なのが朝食であり、休んでいた体を起こす、活動を始めるという司令を出す役割を担っているのです。これを夜勤の開始時に利用するのです。夜勤のはじまりを朝と仮定して3食を設定すると、体内時計の乱れを防げる可能性があります。朝食だけではありません。夜勤といえども休憩の時には昼食と家庭して栄養のある食事をしっかり摂ることが大切です。夜勤のはじまりに朝食を摂ることになるので、その前にお腹が空いてしまうこともありますよね。できれば消化の良いものをその3時間前までに摂るようにしたら良いでしょう。